ギエドライティス氏は、対ロシア貿易の低迷に加え、中国の圧力もありリトアニアの対外経済関係が一層悪化していると指摘。世界貿易機関(WTO)に訴えても結論が出るには時間がかかるとし、そんな中、台湾はこれらの市場に取って代わる非常に重要な存在になると語った。
同氏によれば、リトアニアは台湾との長期にわたる提携に期待を寄せており、現在はすでに台湾の消費者の好みや消費文化の研究に取りかかっている。
ギエドライティス率いる政府や企業関係者らによる代表団が22日台湾入りし、24日まで滞在した。期間中、同国産小麦粉の説明会や台湾企業との商談会などが開かれた。
(游凱翔/編集:荘麗玲)