同局によると、市内全2206店で禁止とする。年間で7600万個以上のプラスチックカップを削減でき、使用するプラスチックは912トン減ると見込む。
市は措置の発表に先立ち、5月に業者を集めて意見を交わす場を設けた。参加した業者の多くは協力的な姿勢を見せたという。
行政院(内閣)環境保護署の王嶽斌氏は、台北市以外の自治体は業者との意思疎通がまだ必要だとし、今後は台北市に経験を共有してもらうことを視野に入れ、取り組みを広めていく姿勢を示した。
脱プラへの取り組みが進む台湾。先月からは、チェーン店で飲み物を購入する際、容器の持参で少なくとも5台湾元(約23円)値引きされるようになった。
(呉欣紜、陳怡璇/編集:楊千慧)