(シンガポール中央社)世界の航空会社や関連企業でつくる民間非営利団体(NPO)「エアライン・パッセンジャー・エクスペリエンス・アソシエーション」(APEX)が実施した2023年版の航空会社格付け調査で、台湾のチャイナエアライン(中華航空)とエバー(長栄)航空がそれぞれ「五つ星国際航空会社」の評価を獲得した。10日までに授賞式が行われ、両社の代表が認定証を受け取った。


エバー航空によると、調査は世界600社近くの航空会社、100万便以上の乗客を対象とし、世界および地域ごとに「座席の快適性」、「機内サービス」、「機内食」、「機内エンターテインメント」、「機内Wi-Fi」などを評価しているという。

「五つ星」とされたのはチャイナエアラインとエバー航空の他、全日空(日本)、キャセイパシフィック航空(香港)、大韓航空(韓国)、エルアル・イスラエル航空など。

エバー航空は昨年も「五つ星」に輝いており「世界の乗客の支持に感謝する」とコメント。新型コロナウイルスの流行下でも歩みを止めることなく、接触を減らしながら効率化を加速させ、絶えず新しいものを生み出すなどの方針を示した。

(侯姿瑩/編集:齊藤啓介)