(台北中央社)検索大手グーグルのトップページに1日、同性愛者の物語を記録した台湾のドキュメンタリー監督、ミッキー・チェン(陳俊志)さんを描いたイラストが登場した。2018年に亡くなったチェンさんに敬意を表している。


同社は「Google Doodle」として、記念日などに合わせてロゴのデザインをアレンジしている。

この日、グーグルのトップページやロゴには、三脚で固定されたカメラを構え、ほほ笑みを浮かべるチェンさんの姿を描いたイラストが用いられた。

チェンさんは1967年生まれ。同性愛者や人権活動家として、同性愛者の物語などマイノリティーの問題に焦点を当てた作品を作り続けてきた。台湾のジェンダー平等運動において、大きな役割を果たした。2018年12月10日、心原性ショックにより51歳で死去した。


主な作品には「不只是喜宴」「美麗少年」などがある。

(趙静瑜/編集:名切千絵)