(台南中央社)群馬県前橋市にある道の駅「まえばし赤城」で先月30日から台南フェアが開催されている。これに参加した黄偉哲(こういてつ)台南市長は同イベントを通じて、日本の人々に台南の観光情報を知ってもらい、国際観光促進につながればと期待を寄せた。


同市が同日、報道資料で明らかにした。同市によれば、日本統治時代に最後に台南市長を務めた羽鳥又男の出身地が前橋で、これが両市の交流のきっかけとなった。

台南フェアでは市のグルメなどを販売する11の店舗が出店。はちみつ文旦茶やイカ団子、タンツー麺など普段味わえない台南の名物を楽しめる他、会場では台南市のプロモーション動画の放映や前橋市とのつながりなどを紹介する展示会も行われている。

黄市長は新型コロナウイルス後、群馬県と文化、物産、教育、スポーツなどの分野での交流深化を願う考えも示した。

同フェアは2日まで。


(張栄祥/編集:荘麗玲)