(台北中央社)台湾プロ野球(CPBL)は28日、今季オープン戦全30試合の総入場者数が9万3074人だったと発表した。29試合だった2023年と比較して6万人以上増加した。


オープン戦は13~27日に実施。1試合当たりの平均入場者数は3102人。昨年の1091人から184%増えた。昨年12月に開業した台北ドーム(台北市)では2試合を行い、計3万6千人が来場した。

CPBLは今年初めて「休日応援」イベントを実施した。週末に開催した試合の多くで、ホーム・ビジター両チームの応援団長とチアリーダーが観客を盛り上げた他、ファンに早めのウォーミングアップとして応援歌を覚えてもらうなどした。
以前の重々しいムードからにぎやかになり、多くの親子連れの来場を引きつけた。

CPBLによると、今年はオープン戦の入場者数トップ3の記録を更新した。台北ドームでの2試合に次いで、3番目の入場者数となったのは、23日に斗六野球場(中部・雲林県)で行われた中信ブラザーズ対台鋼ホークス戦で、7315人だった。これまでは15年、桃園野球場(桃園市)の7068人が最多だった。

開幕は30日。

(楊啓芳/編集:中村充孝)