予算の内訳は、公共施設の修復と建て替え関連が最も多く184億4千万元(約882億円)。次いで住宅の建て替えや被災者の避難、仮住まい関連が58億4千万元(約279億円)、産業振興が40億8千万元(約195億円)と続く。
閣議後の記者会見に出席した行政院(内閣)の林子倫(りんしりん)報道官によると、陳建仁(ちんけんじん)行政院長(首相)は席上、政府として復興に積極的に取り組む考えを示した。また今後、内政部(内務省)に対し、被害が特に大きかった東部・花蓮県に復興に関する事務所を設けるよう要請し、被災者の近くで心のこもった支援をしていくと述べた。
(頼于榛/編集:田中宏樹)