蔡総統は台湾の半導体産業について、生産額は昨年4兆3千億台湾元(約20兆5400億円)に達し、就業人口は20万人を超えたと強調。台湾経済の成長をけん引し、産業革新促進の重要な原動力だと語った。
またPSMCが産官学連携のパワーを通じて高度人材を育成して、国が重点を置く分野の発展を促進し、台湾産業の競争力を高めていることに感謝を表明。政府と民間が共に努力して半導体サプライチェーン(供給網)の現地化を進めて産業の優位性を保ち、新たなビジョンを創造することに期待を寄せた。
PSMCの黄崇仁董事長(会長)は、台湾半導体産業の前途を楽観視しているとしながらも、少子化の影響で人材が足りないと指摘。
(張建中/編集:齊藤啓介)