バッハ会長への書簡では、1972年に台湾は「中華民国」名義で五輪出場を果たしたが、IOCは中国を承認した79年以降、台湾に対して「チャイニーズタイペイ」の使用を求め、国旗の掲示や国歌の放送も禁止していると指摘。このような状況は不公平であり、いかなる差別も受けることなく、政治的に中立でなければならないとする五輪憲章の根本原則に違反していると批判した。
また3議員は、7月26日~8月11日にフランスで行われるパリ五輪までに台湾選手やサポーターに対する差別と制限をやめるのを検討するよう求めた。
(鍾佑貞/編集:齊藤啓介)