(台南中央社)働く台湾女性でつくる団体「世界華人工商婦女企管協会」の日本関西分会と南部・台南市政府は5日までに、関西の児童養護施設や高齢者施設、子ども食堂などに同市産パイナップルを贈った。国の垣根を越えて思いやりや応援の気持ちを届けると共に、台日友好の促進にも期待する。


同市農業局などが同日までに、報道資料で伝えた。活動は同分会が発起。兵庫県や大阪府、奈良県などの施設に高級パイナップル「金鑽」約600キロが寄付された。

同局は今回の慈善活動を通じて、支援を必要とする日本の子どもや高齢者に台南のおいしい果物を味わってもらうだけでなく、心の支援や励ましを伝えられると説明。同様の活動をさらに行うことで、より多くの人に各地からの温かさを感じてもらいたいとした。

(張栄祥/編集:田中宏樹)