頼氏はあいさつで、オディカルが監視や責任追及の役割を果たし、毎年人権報告を発表して人権侵害を明るみにしていると評価。台湾とバングラデシュはいずれも権威主義体制による抑圧や脅迫を経験してきたとし、台湾の人々は多くの民主活動家や人権擁護者らの努力のおかげで、民主的で自由な生活様式を享受できていると述べた。
その上で、政府として各国とのパートナーシップを深化し続け、世界的な民主主義の強靱(きょうじん)性をより強固なものにしていきたいと語った。
同賞は外交部(外務省)主導で設立された同基金会が2006年から授与している。
(楊堯茹/編集:田中宏樹)