雄風3は現在、艦上発射型と陸上発射型があるが、航空機から発射する空中発射型の開発が進められている。これまで中科院は機密として、詳細を明らかにしていなかった。聯合報が掲載した読者提供の写真からは、グレーに塗られた雄風3に白文字で記された番号や位置を示すマークが確認できる。
軍関係者によると、最近は試験を集中的に行っているという。情報筋は、空中発射型は海上・陸上発射型よりも小さく、経国号の主翼下に搭載されると説明。艦上・陸上発射型に付いていた2本のブースターは空中発射型では省略され、軽量化が図られたとした。また今回搭載された雄風3が実弾であるかについては言及を避けた。
(呉書緯/編集:齊藤啓介)