同列車は昨年6月から9月まで約4カ月にわたって京急線で運行された。列車のデザインには台湾ならではの要素を取り入れ、外観や内装にはランや茶葉、パイナップルなど台湾を代表する物産があしらわれた。観光署は、「台湾」の二文字は明るい色とかわいらしい模様で表現し、日本の人々に台湾のグルメやフレンドリーさなどのイメージを伝えたと紹介した。
同コンクールは公益社団法人「東京屋外広告協会」が主催。都内に設置された広告を対象に、景観と調和の取れた優れたデザインの作品を表彰している。隔年で実施されており、今年で14回目を迎えた。
観光署は、今回の賞は台湾観光ラッピング列車の独特な視覚的デザインや、工夫をこらしたPR手法、台湾観光のイメージを向上させる上での卓越した貢献を表彰するものだとした。
(余暁涵/編集:名切千絵)