日本の中谷元防衛相とヘグセス米国防長官は会談で中国について、東シナ海や南シナ海でのあらゆる力または威圧による一方的な現状変更の試みに反対することを確認した他、台湾周辺での軍事情勢を含む中国軍の動向に留意し、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した。
同部は31日に発表した報道資料で、先月の日米首脳会談に続き、日米両国が台湾海峡問題への重視を再び強調したことは台湾海峡の平和がすでに世界の民主主義陣営の共通認識となっていることを浮き彫りにした他、自由で開かれたインド太平洋のビジョン促進には台湾海峡の平和と安定が必要不可欠であることを再度証明したとの考えを示した。
林氏は、日米が引き続き、さまざまな国際社会の場で、台湾海峡の平和と安定を固く支持し、中国の世界秩序への挑戦に関心を寄せ続けることを歓迎すると表明。理念の近い国々と共に民主主義陣営による「非レッドサプライチェーン」を構築し、台湾海峡とインド太平洋地域の平和や安定、繁栄を共同で促進していくことへの意欲を示した。
(楊尭茹/編集:荘麗玲)