タイ国営通信会社ナショナル・テレコム(NT)は13日、カンボジア向けブロードバンドインターネット回線2本が遮断されたと発表した。カンボジアは12日、タイからのインターネット購入を停止すると発表していた。


プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、NT最高経営責任者のサンパチャイ氏は、13日朝にカンボジア向けインターネットサービスの電波が低下していたことが判明し、緊急調査を実施。

アランヤプラテートとクット島からカンボジアへ高速インターネット信号(ブロードバンド)を送信する回線が切断され、両ルートのインターネットが利用できない状態だと確認したという。

サンパチャイ氏は、「カンボジア内で営業しているタイの民間企業が、ビジネス目的のインターネットを使用できない状態だ。現時点で損害額を推定できない」としている。

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