米国は国務省やホワイトハウスが相次いで声明やコメントを発表。国務省は、台湾に対する中国の侵略的軍事行動や言論は情勢の緊張を高めるだけだと中国を批判した。ホワイトハウスは、トランプ米大統領が国家安全保障会議で台湾海峡の平和の重要性を強調し、一方的に現状を変更するいかなる武力や脅迫にも反対する立場を改めて表明したと説明した。EUの欧州対外行動庁は声明で、軍事演習は台湾海峡の緊張を高めているとし、武力や脅迫に反対する姿勢を示した。
林氏は外交部(外務省)の報道資料を通じ、台湾は国際社会の責任ある一員として、米国や友好関係にある国々と協力し、地域と台湾海峡の平和や安定、繁栄を共に確保していくと強調。自由で開かれたインド太平洋地域を守り、ルールに基づく国際秩序を擁護していくとした。
(楊堯茹/編集:名切千絵)