教皇の葬儀を巡り、頼総統が自ら参列するのかについて注目が集まっていた。頼総統はこの日午前、献花台が設置されたカトリック台北総主教公署(台北市)を訪れ、教皇に祈りをささげた。入場前には報道陣から葬儀参列の予定について尋ねられたが、答えなかった。
外交部によれば、陳氏は過去に6度、フランシスコ教皇と面会したことがある。ローマ教皇庁科学アカデミーの会員に選出され、教皇から記章を授与された経歴も有し、教皇との関係が深い。
バチカンは欧州で唯一、中華民国(台湾)と外交関係を持っている。
(葉素萍/編集:名切千絵)