楊は世界ランキング3位。金メダルを目指して順調に3試合を勝ち進んだが、決勝で中村に抑え込まれ、敗れた。同選手権で銀メダルを手にするのは2年連続。
楊は中央社の取材に応じ、今大会では自身が強化すべき部分が見えたと吐露。試合での競争力はあると自負した上で、コンディションを回復させ、整えていると語った。
コーチの劉文等氏は、今大会で新たに適用されたルールへの対応が必要だったとしながらも、この1日でコンディションは戻ってきたと強調。細かな部分をさらに調整すれば、結果はより良くなると話した。
楊は今後、5月にカザフスタンで開かれるグランドスラムや6月にハンガリーで開催される世界選手権大会の準備に集中するとしている。
(呂欣憓、陳容琛/編集:齊藤啓介)