(ソウル中央社)韓国・釜山の金海国際空港で12日、台北(桃園)発のチャイナエアライン(中華航空)の旅客機が許可されていない滑走路に着陸するトラブルが起きた。同社は13日、声明を通じて謝罪した。
韓国の国土交通部(国土交通省)は14日、中央社の取材に対し、事故には至らなかったことから今回のトラブルを「航空準事故」に分類した上で調査すると明かした。

同社は、トラブルを起こした便の着陸が、管制塔側の指示に従っていなかったと説明。原因究明のための調査などを開始し、関連の主務機関に通報したとした。また全ての運航乗務員に対し、相互確認と関連の運航規程の徹底を通達したと明らかにした。

トラブルを受け、国家運輸安全調査委員会も、韓国側が調査を行う場合は協力する意向を示している。

(廖禹揚/編集:齊藤啓介)
編集部おすすめ