行政院(内閣)の季連成政務委員(無任所大臣に相当)が18日、明らかにした。
台北、台中、台南の3市では漢光演習期間中にそれぞれ1日ずつ、敵の封鎖への対抗から全面作戦までを想定して都市強靭性演習を実施する。
全国の防空演習では各県市で三つの重点地域が選定され、重点地域内の人や車は演習時に全て退避することが求められる。地域内の指定の駅など重要な公共の場では避難誘導演習を行い、人々を決められた避難所などに退避させる。その場にいた人は指示に従って避難所や指定の安全な場所に移動する必要がある。
防空演習終了後には、台北、台中、台南を除き、各県市で60分間の戦時救援活動を行う。季氏は、戦災救援の部分がこれまでの演習とは最も大きく異なる点だと説明した。
(頼于榛/編集:名切千絵)