(台北中央社)台湾の航空会社、スターラックス(星宇)航空は18日、フランス・パリで開催中のパリ航空ショーで、欧州の航空機メーカー、エアバスとA350-1000型機10機の追加発注契約を結んだ。2031年から順次引き渡され、中長距離路線に投入するとしている。
取引額は44億8000万米ドル(約6500億円)は超えない見通し。

スターラックス航空が19日、発表した。翟健華最高経営責任者(CEO)は今回の追加発注について、路線の拡大やグローバル市場での展開強化に重要な意義を持つと強調。A350-1000型機は航続距離や燃費効率に優れ、今後の長距離路線運営戦略に合致すると説明し、成長の促進や持続可能な発展、運営の面で大きな役割を果たすと語った。

スターラックス航空は現在、A321neo型機13機、A330neo型機5機、A350-900型機10機の計28機を運用。今年末には同社初のA350-1000型機が引き渡される予定。今回の発注分を合わせ、A350-1000型機は将来的に18機体制となる見込み。

またA350-1000型機に施される特別塗装のデザインも公開された。

(江明晏/編集:齊藤啓介)
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