(台中中央社)中部・台中市で17日、日本人男性がタクシーの車内に携帯電話を忘れたものの、台中市政府警察局職員の協力で無事取り戻していたことが分かった。同局第六分局が24日、明らかにした。


同分局によると、男性は焦った様子で派出所を訪れ、中国語と英語で携帯電話の紛失を届け出た。携帯電話は業務用で、重要な技術に関する資料も含まれていたという。

事情を聞いた職員は監視カメラや男性のタクシー配車履歴を調べ、タクシーの運転手に連絡。男性と共に車内を確認したところ、運転席の下に携帯電話が落ちているのが見つかった。

男性は運転手に謝礼を渡した上で、警察の親切な対応に安心したと語ったという。

(蘇木春/編集:齊藤啓介)
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