ASF中央災害対策センターの17日の発表によれば、ブタの死体は14日に発見された。県の担当者が採取した検体に対してPCR検査を行ったところ、ASFの陽性反応が確認された。ウイルスの遺伝子配列は、中国で流行しているASFのものと100%一致していた。同センターは、同県が九竜江など中国福建省の川の河口に近いため、ブタの死体が「時折漂着する」としている。
県動植物防疫所の樊德正所長は、今後も海上保安機関と連携してブタ死体の漂着に迅速に対応し、養豚の安全性確保に努めるとしている。
(汪淑芬/編集:田中宏樹)