(高雄中央社)南部・高雄市政府教育局が17日、同市左営高校と姉妹校提携を結んでいる熊本県玉名市の専修大学熊本玉名高校に市の特産品であるバナナを5箱寄贈したところ、玉名高の教員や生徒から反響が届いた。

同局の報道資料によれば、台日の両校は相互訪問の実施や持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて協力するなど、長年、緊密な交流関係を保っている。
これがきっかけとなって、高雄市から玉名高にバナナを寄贈した。

玉名高へのバナナ寄贈は2022年に続き、2度目。市は17年に熊本県と友好交流協定を結んでおり、台日の姉妹校や友好交流都市との実質的な協力や教育分野での交流を強化できればと期待を寄せている。

玉名市民会館ホールでは来月21日、玉名高吹奏楽部Venturesによるサマーコンサートが開催される。招きを受けた左営高の生徒は台湾を代表し、伝統と現代を融合させた創作ダンスを披露する予定。

(林巧璉/編集:荘麗玲)
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