気象署によると台風4号は5日午後2時現在、台湾最南端のガランピ(鵝鑾鼻)の西南西約390キロの海上を時速8キロから14キロに変えるとともに、北北東から北東に進路を変えながら進んでいる。
気象署の伍婉華簡任技正(上級技師)は、勢力は今後わずかに強まり、強風域も広がると予測。5日深夜にも陸上台風警報を発令する可能性があるとした。
台風の影響は7日午前までが顕著だと指摘。台風は台湾海峡の中間線より東側を北上し、西台湾に接近するとの見方を示した。また上陸の可能性については、今後の観察が必要だとした。
(黄巧雯/編集:齊藤啓介)