(台東中央社)東部・台東県鹿野高台で恒例の「台湾国際バルーンフェスティバル」(台湾国際熱気球嘉年華)が5日午前、開幕した。人気キャラクターの「ドラえもん」や「ハローキティ」など、さまざまな形の気球18機が大空に浮かんだ。


台湾に接近する台風4号の影響が心配されたが、予定通りに開幕した。饒慶鈴(じょうけいれい)台東県長は、2011年の初開催以来、台湾の夏休みを代表するイベントになったとし、今年は国内外から計40機の気球が集まるとアピールした。

会場には早朝から多くの観客が訪れた。南部・高雄から来たという家族連れは、夜中に出発してとても疲れたが、空に上がった気球は美しく、来る価値があったと話した。

県交通・観光発展処によると、バルーンフェスは毎週火曜日を除く8月21日まで開催。期間中には8回のコンサートを開き、そのうち鹿野高台での5回はドラえもんをテーマにしたドローンショーも併せて行うという。

(張祈/編集:齊藤啓介)
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