中国人民解放軍が台湾に軍事行動を取るという架空の状況を背景に、台湾海峡戦争が台湾にもたらし得る挑戦や変化をさまざまな人の視点から描く。全10話で毎週1話ずつ更新される。第1話では、総統選に伴う政権交代を発端に、権力と人間性のせめぎ合いを探る。中国共産党の政治への浸透、人民解放軍の大規模演習、相次ぎ発生するテロ、宣戦布告を巡る総統の決断なども盛り込まれる。
台北賓館は現在は外交部(外務省)が管理する。チェン・シンメイ(鄭心媚)プロデューサーは、台北賓館の建物には深い歴史的背景があるため、世界に台湾の文化を知ってもらおうと、外交部と使用許可を交渉したと明かした。
台湾では2日から毎週土曜夜9時に公共テレビ(公視)やLINE TVなどで放送・配信される。日本では15日からアマゾンのプライムビデオで配信開始する。3話まで一挙配信し、その後は台湾と同時配信する。
日本では7日にプレミア上映会が行われる予定。
(洪素津/編集:名切千絵)