オープニングセレモニーで葉氏は、台湾近海には3121種類の魚が生息し、年間の水揚げ高は1000億台湾元(約5000億円)近くに達していると強調。会場には多様なエスニックグループの特色ある料理を集め、一度にさまざまな味を楽しめると語った。
台湾観光協会の簡余晏会長は、台湾のコーヒーやウイスキー、茶、調味料などが世界的に高い評価を受けていると紹介。会場には優良なホテルやレストランもブースを出し、お得なプランを提供しているとアピールした。
また頼清徳(らいせいとく)総統も、グルメは観光の重要な一部だとした上で、台湾の観光産業が世界に広まり、発展することを願っていると語った。
会場では農業部(農業省)がパビリオンを設置し、台湾の農漁業や現地の暮らしに対する認識向上を図っている。財政部(財務省)も、米国の酒類コンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」(SFWSC)で入賞した38種類の商品やビールなどを出展している。美食展は4日まで開催。
(汪淑芬/編集:齊藤啓介)