8月の出生数は8464人で、前月比475人、前年同月比3179人減少した。今年1月~8月の出生数は7万2778人で、前年同期の8万5941人より約1万3000人減った。今年5月には、1カ月当たりの出生数としては過去最低の8433人を記録している。
8月の死亡数は1万5226人。平均約2.9分に1人死亡している計算になる。出生数と死亡数の差による自然増加はマイナス6762人、移入数と移出数の差による社会増加はマイナス2831人だった。
年齢層別では65歳以上が460万人を超え、総人口の19.72%を占めた。台湾が定義する「超高齢社会」(65歳以上が総人口の20%以上)が目前に迫っている。15歳~64歳は1602万1816人(総人口の68.68%)、0歳~14歳は270万5816人(同11.6%)。
県市別では65歳以上の比率が最も高かったのは台北市の23.79%、最低は北部・新竹県の14.84%、14歳以下の比率が最も高かったのは北部・新竹市の15.28%、最低は中国・福建省に近い離島、金門県の7.78%だった。
(頼于榛/編集:齊藤啓介)