都内のとある公園に立てられた看板が、Xユーザーたちを驚かせ、そして、和ませている。
2026年4月15日、Xユーザーの「PECKERS_探鳥家」(@PeckersBirder)さんが投稿したのは、草むらの中に建てられた看板の写真。
そこにはデフォルメされたヘビのイラストと共に、こう書かれている。
「ヘビが暮らしています」
「ヘビがびっくりするので、この先には行かないで」
「ヘビ出没注意!」などと警告するのではなく、ヘビ側に寄り添った注意書きだ。
可愛らしいイラストも相まって、なんだかとても心がほっこりする。
Jタウンネット記者は4月21日、この看板について、まずは投稿者のPECKERSさんに話を聞いた。
どこで見つけたの?
PECKERSさんが話題の看板を見つけたのは、東京都武蔵村山市にある野山北・六道山公園でのこと。
4月12日の朝、バードウォッチングをするために公園内を歩いていたところ、園路の脇に立っていたのを見つけたという。
「イラストがかわいく、動物側に寄り添った表現が素敵だなと思いました。SNSでシェアして、同じように感じてくれる人がいたら嬉しいな、と思い撮影しました」(PECKERSさん)
記者は5月12日、看板の詳細について、公園を管理する狭山丘陵パートナーズにも話を聞いた。
取材に応じた広報担当者は、ヘビに寄り添った看板は2020年に設置したものだと述べる。
生き物との共存をテーマに
設置に至った経緯について、同広報担当者は「当時の詳細を知る者がもういないので詳しいことは不明」としつつ、こう説明した。
「蛇は怖いものという印象がありますが、ほんとは臆病な生き物。人間の方から刺激しなければ襲ってくることもないので、脅かしたりしないようにしましょう、という啓発のために設置したものだと思います」
また、「野生の生き物との共存」「なるべく自然を自然のまま残していく公園」という野山北・六道山公園のコンセプトに沿った看板を設置したい、という理由もあったとのことだ。
ちなみに、園内で主に見られるヘビはアオダイショウ。
人間にもヘビにも優しい看板に、X上では2万8000件以上のいいね(5月12日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「ヘビサンも静かに暮らしたいよね。悪気無く踏み込んで来て、きゃー!とか言われるの、私も嫌やし」
「目線を変えるだけで、こんなにも印象が違うんですね。同じ、立ち入らないにしても、この看板の方がいいです!言葉と絵がマッチしてます」
「同じ動物同士、譲り合って暮らして行けたら良いですね」
こうした反響について、同広報担当者は
「蛇はどうしても怖い、危険な生き物というイメージあると思いますが、本当は怖がりで大人しい生き物なので、園内で見かけてもそっと見守ってあげてほしいです」
とコメントしている。
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