廃タイヤをぺットたちのベッドにリサイクル。カラフルでかわいくて2年で500個以上も売れまくる(ブラジル)


 いらないから、使わないからと捨ててしまうのではなく、ちょっとしたアイデアで役立つものにリサイクルできることがある(関連記事)。

 しかしそれを商品として販売する場合にはひらめきとセンスが必要となるわけだが、アマリウド・シルヴァさん(23歳)の場合にはそのどちらも持ち合わせていたようだ。


 ブラジル北東部のパライバ州に住むシルヴァさんは、廃タイヤをあるものに作り替える職人として人気を呼んでいる人物だ。

 2年間で500個以上も販売したというその商品は、カラフルでとってもかわいい動物用ベッドなんだ。
【ちょっとしたアイデアで廃タイヤがエコな動物用ベッドに変身】

 シルヴァさんは日中、小売店でレジ打ちの仕事をしているそうだ。その一方、廃タイヤをエコな動物用ベッドに生まれ変わらせる職人でもある。

 路上に放置されていたりトラックに積まれたままになっている廃タイヤを家族の協力のもと集め、清掃して塗装して小さな円形マットレスを敷いて快適なベッドにするのだ。

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 ちょっとした思い付きからこれをインスタグラムで販売したところ評判となり、これまでにたくさんの犬や猫のもとに届けられた。

 ブラジル国内のみの発送としていたが、今ではヨーロッパや北米、アジアからの注文も入るようになったという。

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【カラフルでかわいい廃タイヤの動物用ベッドが大人気!】

それでは、かわいい動物用ベッドに大満足のかわいいペットたちの様子を見てみよう。

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【中学生など若い世代にも廃タイヤでのものづくりをレクチャー】

 シルヴァさんはこのプロジェクトを自分だけのものと考えず、公立中学校などを訪問して生徒に作り方をレクチャーすることもあるそうだ。

 またもともと動物好きだったため、休日には保護動物たちの救助活動も行っているらしい。

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 動物用ベッドだけでなく廃タイヤを植木鉢にしてみたり人間用のテーブルやイスにしてみたりもしているようで、今後さらなる展開が待っている可能性も?

 アイデア次第でいろんなことができる世の中なわけで、ちょっとした思い付きを形にしてみるのもいいかもしれない。

References:Instagram / MD / written by usagi / edited by parumo

記事全文はこちら:廃タイヤをぺットたちのベッドにリサイクル。
カラフルでかわいくて2年で500個以上も売れまくる(ブラジル)
http://karapaia.com/archives/52270782.html
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