
SNSで定期的に話題となり、拡散される計算クイズがある。
毎回様々なキャッチコピーがつけられているが、この答が2つあるというクイズ、前回話題になったのは2年前で、その時のキャッチコピーは「両方の答えにたどり着ける人は1000人に1人」だった。
同じ問題ながら今回は「両方わかるとIQ130以上」となっていた。
2年後に再びバズるというのはそれだけ面白い問題なのだろう。ということで前に紹介しているが、初見という人はやってみよう。
これはただの足し算ではなく頭の体操、クイズであり、2つの法則があてはまるのだそうだ。両方の答えを見つけることができるかな?
【答えは2つ。隠れた法則をつきとめよう】
実はこの問題、ネット上ではたびたび話題となっているものなので、既に知っている人も多いかもしれない。とりあえず問題を見ていこう。
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上の数式には共通の法則が隠されている。一連の式が数学的に成り立つようにして「?」の答えを求めてみよう。
答えは2つ。また、一連の式にあてはまる法則は2種類あり、それぞれに1つずつ別の答えがある。なお、サイトではIQ130以上の人なら両方わかるとあるが、これといった根拠はないらしい。
さてどうだろう?
両方の答えを見つけた人もいるかな?
それじゃあ2つの解答をしていこう。
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【解答1】
これは多くの人がたどり着きそうな解答だ。
各式を穴埋め式の足し算とみなし、右辺の数から逆算する。すると1番上の式は左辺に0(画像では省略)、2番目は5、3番目は12を加える数式となる。
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この時点で各式の右辺と同じ数が、すぐ下の左辺に加えられていることに気づけば、4番目の左辺に加えるのは3番目の右辺の21だとわかる。
よって21+8+11=40
答えは40だ。
【解答2】
こちらの答えはちょっとひらめきが必要になるかもしれない。
1~3番目の左辺を項ごとに上から眺めると、最初の項が1、2、3 、次の項が4、5、6、と連続している。だが、4番目は4+7にはならず、3番目の各項に4を加えた8+11になっている。
そこで3番目から4番目の式の間に、各項の数が1つずつ増える数式が4つ隠されているとみなせば、以下のようになる。
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そこから、解答1のように一つ上の式の右辺の数が、下の左辺に加えられる法則を当てはめると、8番目(元4番目)の左辺に加えるのは7番目の右辺の77になる。
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よって77+8+11=96
答えは96だ。
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てことで、みんなどうだった?
知能指数はさておき、式のあちこちに着目して色々な法則を考えてると思考の柔軟性が上がる気がするぞ。
あと、すぐにピンと来て2つの法則をきっちり見つけた人も、見つけたつもりで違ってた!って人も、ちょっとした気分転換になったんじゃないかな?
References:theepochtimesなど /written by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:両方わかるとIQ130以上?答えが2つある計算クイズが再び話題に http://karapaia.com/archives/52274425.html
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