デンタルフロスに鉛筆削りなど、サバイバルに役立つ10種の補助的便利グッズ【ライフハック】

サバイバルに役立つ10の補助的便利グッズ/iStock
 ナイフ、発火具、ロープはいざというときのサバイバルには不可欠の定番アイテムだ。過酷な状況に陥っても、きっとあなたの生存率を高めてくれることだろう。


 だがサイバイバル生活では意外なグッズが重宝することもある。それは生死に関わるほどではないが、サバイバルを少しだけ楽にしてくれるものだ。

 それほどかさばることもないので、非常用のリュックサックに入れておくアイテムとして、検討してみても良いかもしれない。
【1. ダブルクリップ】

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 書類をきっちりまとめてくれるオフィスの定番アイテムだが、屋外ではタープを張り綱に留めたりと、ちょっとしたシェルター作りに役立ってくれる。

 木などにロープを固定するのにも便利だ。湿気に弱く、しばらくすると錆びてしまうので、何日間も放置しない方がいいだろう。


【2. 結束バンド】

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 こちらもシェルターを作るときの便利グッズだが、ダブルクリップよりも長持ちする。錆びる心配はないので、キャンプで夜通しものを吊すことができる。

 あるいは盗難防止のために、持ち物をつないだり、バックパックが開けられないよう”鍵”をかけたりするのもいい。ほかにもくくり罠(締まって動物を捕まえる罠)を仕掛けたり、ズボンの裾を留めて、ダニの侵入を防ぐなんて使い方もある。

【3. デンタルフロス】

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 細くそれでいて丈夫なデンタルフロスは、紐代わりに重宝する。ケースにコンパクトに収納されていて、内蔵されているカッターで簡単に切ることができるのもポイントだ。
だが、1番のウリは釣り糸として使えることかもしれない。

 ほかにもくくり罠や裁縫にも使えるし、ちょっと用心をしておきたいなら仕掛け線として利用し、原始的な警報を作ることだってできる。

【4. ゴミ袋】

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 ちょっと奮発して業務用の厚みのある上部なゴミ袋がおすすめだ。この中に持ち物を入れておけば、屋外で雨に降られても濡らしてしまわずに済む。

 また腕と首を通す穴を開ければ、即席のカッパになる。その応用として、両脇を切って広げて、雨をしのぐシートとして利用してもいい。
さらに松の枝や乾燥した草・葉を詰めれば、ちょっとしたクッションになって、硬い地面も多少は快適になるだろう。

【5. 鉛筆削り】

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 サバイバル生活が長期間に及んでしまった場合、所持品の損耗をいかにして抑えるかが重要になる。例えばナイフを使えば、その都度わずかに切れ味が落ちていく。だから、火をおこすために枝が必要だというのなら、ナイフで切るのではなく、たとえば木などをくさびにして折るのが望ましい。

 鉛筆削りは小枝を削って、火口を作ることができる。小さくてかさばらないのもポイントだ。


【6. トランプ】

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 トランプはそのままトランプとして使う。つまり孤独なサバイバル生活でちょっとした楽しみをということだ。一緒に遊ぶ仲間がいるならなおのこといい。

 なので、かさばらないカードゲームの類ならなんでもいい。中には食べられる植物を記載したものなど、サバイバルに役立つ知識を学べるカードもあるらしい。

【7. ノートと鉛筆】

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 気がついたことや思いついたことなどをメモするためのものだ。
誰かにメッセージを残したり、道に迷わないよう地図を書いたりするためにも使える。

 ペンよりも鉛筆がおすすめなのは、気温や天候の影響を受けにくいからだ。先ほど鉛筆削りも紹介したので、芯が減ればそれで削る。ノートには耐水仕様のものもあるので、普通の紙よりはそちらの方がいいだろう。

【8. 裁縫道具】

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 衣服やテントなどに開いた穴や裂け目は、最初はちょっとしたものでも徐々に広がってきてしまう。そうなる前に修繕してしまうべきだ。


 持てるものに制限があるサバイバル生活では、コンパクトな旅行用の裁縫セットがおすすめだ。ちなみにバックパックの中にはすでに糸が入っているはずだ。

 そう、デンタルフロスを使うのだ。いきなり縫い物をしても上手くいかないだろうから、今のうちに基本くらいは覚えておくといいだろう。

【9. ダクトテープ】

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 強力な粘着力があり、湿気と摩擦に強く、しかも手で切れる便利なダクトテープは、アメリカ人ご用達のアイテムだ。彼らは「何か壊れたらとりあえずダクトテープ貼る」という使い方をしているようだ。

 このリストの中では一番重いかもしれないが、鉛筆などに一部だけ巻きつけて軽量化することもできる。物を留められるのはもちろん、持ち物の穴を時間をかけずに塞いだり、糸で縫うことができない部分の補修にも便利だ。

 非常に燃えやすいので、火口として使ってもいい。日本でもAmazonなどで購入できる。

【10. 希望となる物】

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 サバイバルは肉体的にも過酷だが、精神的にもこたえる生活だ。心が折れそうになる逆境の中で、勇気を奮い起こすものは何よりも重要かもしれない。

 それは愛する家族の写真かもしれないし、一冊の本かもしれない。先が見えない状況の中、少しでも前向きな気持ちになれるものなら何でもいい。

References:10 weird, but essential, additions to any survival kit | Popular Science/ written by hiroching / edited by parumo

記事全文はこちら:デンタルフロスに鉛筆削りなど、サバイバルに役立つ10種の補助的便利グッズ【ライフハック】 https://karapaia.com/archives/52298556.html