猫はとんでもないものを生け捕りして飼い主にプレゼントしました(G出演中)
 狩猟能力の高い猫は、自分で獲物を仕留められない人間に貢物をしてくれることがある。ネズミとかモグラとかコウモリとか、人間にとってはありがた迷惑なものが多いわけだが、猫の気持ちを考えると無下にできないものである。


 さて、フィリピンのアパートで暮らすこの猫ちゃん。部屋にG将軍が出没したようで、そそくさと仕留めにいった。

 するとそれを口にくわえて、飼い主に進呈したのである。もちろん生け捕りなのでフレッシュだ。Gが登場しちゃうので苦手な人は半目で見よう。 

部屋にゴキブリが出現、仕留めて飼い主に貢ぐ猫 フィリピン、 パシグ市のアパートで暮らす飼い主と猫。
猫は自分の餌皿付近でうごめくある物体を発見した。そう、ゴキブリである。

[画像を見る]

 生粋のハンターである猫はすかさず素早い動きでゴキブリを捕らえた。そしてそれを口にくわえて、ベッドの上にいる飼い主の元へと持ってきたのだ。

 ゴキブリはまだ生きている。鮮度とかフレッシュさを重んじる猫が、貢物として飼い主に渡す獲物といえば、大体は半殺しかまだ生きた状態だ。


 飼い主のところに届けられたゴキブリは、猫の口から放たれると勢いよく動き始めたのである。

[画像を見る]

 オーマイガー!だがこの飼い主、まったくゴキブリに動じないようだ。

 撮影しているということは、猫は部屋のゴキブリを飼い主に付け届けるというのは日常になっているのかもしれない。

[動画を見る]

Kitty Brings Cockroach Offering to Its Human

 ちなみに、タイムリーにもおとといくらい、私の家の台所にもこのサイズのゴキブリが出没した。思わずグェっと声を上げたところ、そのままクローゼットルームへと入っていった。

 そこでしばらくじっとしていたので、なんとか追い出そうと考え、家の猫を出動させることに。


 クローゼットルームの扉を閉め、ゴキブリが出られない状態にした後、まずはももに「ゴキブリがいるから退治して」と命じて扉を開けてももを入れた。

 扉を開けたまま様子をみていたが、ゴキブリも、ももも部屋から出てこない。そーっと覗いてみるとももはクローゼットルームの床でまったり寝ているではないか!

 次にけもを出動させた。だがけもは、私の言うことを聞くタイプではないので、部屋に入ってくれない。

 今、あのゴキブリが家のどこにいるのか見当がつかないが、寝ている間に猫たちが処分してくれればいいと願うばかりだ。

 例え生け捕りでも、この動画の猫は仕留めてくれるだけすごい。
家の猫には無理ゲーなのでゴキブリ駆除剤かなんかを買うべきなんだろうか。

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。