世界一かわいい羊を飼ったところ犬化が進んで犬のようにふるまうように
 顔と耳と脚の先っちょが黒くてモコモコふわふわな羊「ヴァレー・ブラックノーズ」は、ひつじのショーンみたいで、世界一かわいい羊と称されている。

 そんなヴァレー・ブラックノーズに魅了された農場で暮らす女性は、ペットとして一匹を飼うことにした。


 犬と一緒に育てたところ、完全に犬化が進んだようで、リードをつけて散歩をしたり、飼い犬と一緒にボール投げ遊びを楽しんだりしているという。

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Fluffy Sheep Acts Like Pet Dog

念願の羊、ヴァレーブラック・ノーズを飼った女性
 イギリス、デボン州マーウッドで暮らすリバティ・メイさんは21歳の誕生日に、子羊だったヴァレーブラックノーズのウィルバー(オス)をペットとして飼い始めた。

 ヴァレーズ・ブラックノーズは、スイス原産の羊で、顔と耳、足の先が黒いのが特徴のモフモフなかわいい羊である。

 実家の農場で動物たちに囲まれて育ったリバティさんは当然羊たちとも接しているが、ウィルバーは普通の羊のようには育たなかったようだ。

 まだ幼かったウィルバーを犬と共に室内で育てていたところ、自分が犬だと思い込んでいるふしがあるという。

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犬のようにふるまい、犬に間違われる羊のウィルバー ウィルバーの犬化は顕著で、リードを付けて散歩させると、道行く人もウィルバーのことを犬の一種だと勘違いして近づいてくるそうだ。

 犬のように従順で人懐っこくちょっぴり頑固なところもあるが、とってこい遊びが大好きで、おやつをおねだりし、ソファでくつろぐウィルバー。一緒に暮らす飼い犬の影響が多分にあるのだろう。

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 ウィルバーはリードをつけてのお散歩も大好きだ。彼は町の人気者となり、散歩をしているとみな近づいてくるという。

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 リバティさんは、羊を飼っているというより、もはや犬を飼っている感覚になっているそうだが、羊の皮を被った犬、ウィルバーと深い絆が育まれている。

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 ヴァレーブラック・ノーズに関する記録は15世紀からあるが、今の品種が確定したのは1962年と比較的新しい。


 肉用と羊毛用の両方で飼育される兼用品種だそうだが、ウィルバーはペットなので、これからも犬のような羊生を送っていくことだろう。

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