
サメが好んでかじったりするので、そのメンテナンスも大変だが、海底ケーブルがどのように海に張り巡らされているのかが一目でわかる3Dマップが公開されていた。
ちなみに上の画像の赤い丸で囲んだ部分が日本だよ。
海底ケーブルを分かりやすく視覚可した3Dマップ
ここでいう海底ケーブルは通信用の光海底ケーブルで、我々がこうやってインターネットを利用できるのも、このケーブルのおかげだ。New #dataviz! The Earth's submarine fiber optic cable network, visualized in #RStats with #rayrender.
— Tyler Morgan-Wall (@tylermorganwall) September 22, 2021
Code:https://t.co/6tFsS4vfAK
Rayrender Github:https://t.co/iB5nWhGY7l pic.twitter.com/1FTKM0FPHr
現在、国際間でのデータやり取りはほとんど海底ケーブルを通して行われており、これらのケーブルがエベレストの高さほどの深い海にも敷かれているのだ。
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1本の長さが数千km以上にもなるケーブルは「ケーブルシップ」と呼ばれる船で敷設されるという。
あらかじめ敷設する長さのケーブルを陸上でつくり、綿密なテストをしたうえで積み込む。長いケーブルの場合、積み込みだけでも1カ月以上かかるそうだ。
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まさにインターネットの生命線とも言える光海底ケーブルは24時間体制で監視され、故障した場合は、他のケーブルを迂回することで通信が途切れない仕組みになっているそうだ。
故障の原因として多いのが、底引き網などの漁具にひっかかるケースだ。他にも、海底の岩に擦れて切れてしまったり、サメに齧られたり、地震や海底火山などの天災によるものだ。
切れたケーブルをつなぎなおすには、海底中継器を使い、どこで切れたかを特定するという。
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今日もこうしてネットをしていられるのは、海底ケーブルによるものなんだね。海の底に頭を向けて寝られないね。
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