カンタベリー大聖堂の猫がまたやりおった。司祭が説法している最中にパンケーキを盗む
 イングランド南東部ケント州にあるカンタベリー大聖堂には数匹の猫が敷地内で暮らしている。大聖堂を守る猫として、司祭や関係者、信者たちから愛されているのだが、自由奔放なその姿は度々話題となっている。


 前回カラパイアでは、司祭が朝の祈りを捧げている最中、黒いローブの中へするりと入りこむ猫の様子をお伝えしたが、今回は、司祭の朝食用のパンケーキを盗むという暴挙に出たようだ。

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Cat steals Dean of Canterbury's pancakes during morning prayer司祭が朝の祈りを捧げている最中、パンケーキを盗み出す猫 カンタベリー大聖堂では、教会に来ることのできない信者たちのために、司祭が朝の祈りをネット上で配信している。

 この日も、カンタベリーの学部長、上級聖職者のロバート・ウィリス司祭が本を広げ、朝の祈りを捧げていた。すると猫のタイガーが傍らにやって来る。

 その気配に気が付いたウィリス司祭は本を読みながらのタイガーの体を撫ではじめた。

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 タイガーの狙いは、テーブルに置いてあった司祭の朝食用のパンケーキだ。
それを口でくわえると、椅子の上にボウルに移し替えた。

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 ウィリス司祭は愛おしげに笑いながらタイガーの頭を撫で「タイガーは朝食を見つけたようです。彼にとってはパンケーキの気分だったのでしょう」と動画の中で語っている。

 にゃんとかわいい放送事故だこと。

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昨年は説法中にミルクをずっと飲んでいた ちなみにタイガーは昨年、司祭が説法中、テーブルの上に置いてあったミルクに前脚を入れ、脚についたミルクを舐めている姿が話題となった。

 かなり長いこと舐めていたようで、タイガーが気になって司祭の説法が頭に入ってこない信者も続出したことだろう。


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Cat steals some milk during Dean of Canterbury Cathedral's morning sermon
 彼もある意味神の使いと思えば、これも試練なのかもしれないし、祝福なのかもしれない。

 カンタベリー大聖堂の名物猫たちは、今日も自由気ままに教会の中で皆に愛されながら過ごしていることだろう。

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