
ダイナミックな太縞しかもくっきり映える白と原色。ご覧のとおりパッキパキなしましま模様の飛行機だ。
まるで海外のビーチやショップを思わせるカラフルポップなデザインだが、それもそのはず実はこれ、日常を忘れて思いっきり楽しむバケーションをイメージしたもの。
このたび大胆なストライプを採用したのはドイツのコンドル航空。ワクワクの長期休暇で旅をするお客の乗り物として機体のカラーを刷新したという。
楽しい休暇にストライプの飛行機を!コンドル航空が新カラー採用 鮮やかなしましま柄の飛行機は「バケーションといえばストライプ。そしてコンドル航空はバケーション」というコンセプトを新たに掲げたコンドル航空が公式サイトでシェアしたもの。
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見るからにエネルギッシュで鮮やかな縞柄について同社はこうコメントしている。
たとえばビーチパラソルやビーチタオル、アイスクリームショップ。たとえそれらになじみがなくともストライプは人を笑顔にします。同社の機体もこの新デザインを採用します。白と原色などよく目立つストライプ柄は海にかかわりが深い定番のカラーパターンだ。万が一のときにも仲間を見失わない視認性の高さから船乗りにも愛され、そこからおなじみのマリンファッションが生まれた。
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また海外ではアイスクリームショップやスイーツ系のお店でも良く使われるデザインのため、心が弾む楽しいイメージにぴったりくるのだろう。カラーは5色。それぞれに意味があり多様性も反映 カラーは黄色、赤、青、緑、ベージュの5色。それぞれが白と交互の縞模様だ。
それぞれの色には独特の意味があり、緑は島、黄色は太陽の光、赤は情熱、青は海、ベージュはビーチを表す。また多色であることは人や世界の多様性も意味する。
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コンドルのCEO、ラルフ・テッケントラップ氏は以下のように語っている。
新しいトレードマークはストライプです。これは弊社の起源を示し、色は多様性を意味しており、そこに我々の指針である情熱も含まれています。ユニフォームや機内アイテムもすべて統一。3年後には全機が変わる 今後コンドル航空はクルーのユニフォームやネクタイ、スカーフなどにもこのデザインを採用。空港、公式サイト、ソーシャルメディアのほか搭乗券や機内の多くのアイテムも統一する予定。
Va falloir s'y faire pic.twitter.com/xZ132n6GaD
— Thomas (@ThomasPhilibert) April 4, 2022
なおストライプの実機はすでに1機あり、今月5日に黄色と白の飛行機がドイツのフランクフルトからスペインのカナリー諸島に飛行したとのこと。More rendering pic.twitter.com/2H3rvXoEqg
— Thomas (@ThomasPhilibert) April 4, 2022
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2024年までには保有のおよそ50機がすべて新色になる計画で、今年の夏には6機がカラフルな縞模様をお披露目するようだよ。
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References:designboom / twitter / condorなど /written by D/ edited by parumo
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