クマだってスワンボートで遊びたい!水たまりに置いたところ大人気に
 白鳥さんたちが手招きしているようでなぜか乗りたくなってしまうスワンボートだが、心惹かれるのは人間だけではなかったようだ。

 イギリスのサファリパークでは豪雨に見舞われ大きな水たまりができた。
そこでスタッフが試しにスワンボートを置いたところ、好奇心旺盛のクマたちが寄ってきた。

 「スワンボート王にオレはなる!」とばかりに、次々にボートに乗り込もうとする微笑ましい姿が見られたそうだ。

スワンボートに興味津々のクマたち ベッドフォードシャー州、リッジモンドにあるウォバーン・サファリパークではここ最近豪雨が続き、11頭のブラックベア(アメリカグマ)の5万2千平米の居住スペースに大きな水たまりができた。

 そこでスタッフのトミー・バビントンさんが、池のようになった水たまりにペダル式の白鳥のボート1台置いてみた。

 するとクマたちが集まり始め、スワンボートチェックがはじまったのだ。

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 この試みは、本来なら野生で暮らすクマたちに、少しでもワクワクする刺激を与えたいというサファリパーク側のアイデアの1つだ。


 クマたちの注意を引くためにスワンボートの中にはハチミツとナッツを入れておいたという。

 この作戦が功を奏し、クマたちはボートを探索するために乗り込んできた。[画像を見る]  サファリパークは「飼育員も来園者も、クマたちがボートに乗り、動き回るのを見て大いに楽しんだ」と述べている。

 彼らはボートの上で遊び、匂いを嗅ぎ、さまざまな動きを見せながら、その新しい遊び場に大きな興味を示したそうだ。

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 ウォバーン・サファリ・パークは、動物たちに日常とは異なる刺激を提供し、彼らの好奇心を満たす様々な方法を考え、動物たちに豊かな日々を提供し続けたいと考えている。

 もともとクマは遊び心溢れる動物だ。
実際にアメリカでは、野生のクマの子供たちが遊具を見つけて楽しそうに遊ぶ姿が目撃されている。

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 北アメリカ大陸に生息するブラックベアは、最大で体長1.9m、体重約300kgに成長する。毛の色は元々は黒かったのだが、今では褐色、茶色と様々な色に変化している

 アメリカでは最も一般的なクマで、民家に出没することもある

追記:(2024/03/30)本文を一部訂正して再送します。
References:Watch: Curious bears take a ride on swan boat - UPI.com / Bears take a ride on swan pedalo at Woburn Safari Park / written by parumo

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