愛犬にそっくりすぎてカットするのがつらい。誕生日にレプリカケーキを注文したらリアルすぎた
 イギリスに住むカップルが共同で誕生日を祝うため、愛犬そっくりのレプリカケーキを注文した。だがあまりにも似すぎていたのだ。大きさまでもが完全に再現されている。

 そのあふれ出るリアル感で、ケーキをカットするのがつらすぎたという。

 

愛犬を模した立体ケーキがあまりにもリアル イギリス、オックスフォードに住むアンナ・レイルトンさんとクリス・スモウトンさんカップルは誕生日が近いため、お互いの誕生日を祝うため、ウィペット種である8歳の愛犬、アーサーを模したケーキを注文した。

 このケーキショップ「The Cake Shop Oxford」は立体的な造形で美しいケーキを作ってくれる専門店で以前にオーダーをした時もクオリティの高いケーキを作ってくれた。

 アンナさんたちは、わくわくしながらケーキができるのをまっていたが、届いたケーキを見てびっくりした。確かにペアの写真を何点か渡し、そっくりに作ってとオーダーしたものの、ここまでそっくりとは思わなかったからだ。

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 それは想像していたよりも大きく、アーサーとほぼ同じサイズ、同じ重さだ。アンナさんはそのリアルさに驚愕し「神よ、私はなんてことをしてしまったんだ!」と思わず叫んでしまったという。

 これはもうアーサーのレプリカ、オーダー通りの品物であるが、ここまで似ているといろいろ問題が生じてくる。

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愛犬に似すぎていてカットするのがつらい 問題なのはこキルーキをカットしなければならないことだ。2人はあまりのリアルさに圧倒され、自分たちでケーキを切ることができず、誕生パーティーに招待した友人にその役目を頼んだという。

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 「アーサーにそっくりすぎて、アーサーを切り刻むようで自分でカットすることなどとうていできなかった」と語るアンナさん。

 だがせっかく注文したケーキを食べないわけにはいかない。友人は嬉々としてケーキをカットする役目を引き受けてくれたそうだ。

 どうしても食べることができなかったという目の部分も友人がおいしくいただいてくれたというが、この友人ケーキをカットして食べているだけなのに、なぜか猟奇的に見えてしまう。  もっとも辛いのはアーサーだろう。自分そっくりのものがバラバラに切り刻まれて食べられてしまうわけだから。

 だが幸いなことに、アーサー自身はケーキが自分を模したものだということにまったく気づかなかったようで、一同はほっと胸をなでおろした。

 ということでアンナさんは、愛する何かそっくりのケーキを、優れた技術を持つケーキ屋に注文するのはあまり良いアイデアではないという事を学んだようだ。

References:Dog-inspired cake leaves Oxford partygoers 'bemused' after being 'too realistic' | ITV News Meridian / Couple Orders a Cake Replica of Their Dog But it Was So Realistic They Couldn’t Cut it / written by parumo

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