
image credit:ace_liam_paints/instagram
これが天賦の才ってやつか…世界最年少のギネス公認アーティストはなんと1歳。おむつを卒業してまもないガーナの男の子が、アート界の神童としてその名をとどろかせている。
同じくアーティストの母親によると、息子のエース・リアムくんは、生後わずか6カ月でアートに興味を示し、まだハイハイをしてる頃から大好きな絵具やキャンバスに慣れ親しんできた。
手や体を使った抽象的でカラフルな彼の作品はすでに大好評で、初出展した絵画もほぼ売り切れたという。
ギネス公認。世界最年少アーティストのエース・リアムくん わずか1歳にして本格的なアーティストという驚きの経歴をもつのは、ガーナ在住のエース・リアム・ナナ・サム・アンクラくん。
彼は1歳152日で、世界最年少の男性アーティストとしてギネスに認定された。
1歳5カ月で作品に取り組むエース・リアムくん[画像を見る] 彼の母親でシングルマザーのシャンテル・クーカ・エガンさんによると、エース・リアムくんは、6ヶ月のときからアートに興味津々だった。
母親のシャンテルさんと[画像を見る] そこでプロのアーティストの仕事と育児の両方をこなさなければならないシャンテルさんは、依頼された作品に集中したいとき、まだハイハイしていたエース・リアムくんに、おもちゃ代わりに好きな絵具やキャンバスを与えていた。
そこから彼の才能が開花。記念すべき最初の作品は「The Crawl(クロール)」と名づけられた。
タイトルはシャンテルさんがつけたものだが、彼女は彼の生まれながらの色彩感覚や、表現力の豊かさに感銘を受けたという。初の展示会も成功。インスピレーションを作品に エース・リアムくんの作品が初めて公になったのは、ガーナの科学技術博物館で開催された展示会だった。
作品は大好評で、出展した10点のうち9点が売れただけでなく、ガーナ大統領夫人が自ら作品を依頼するほど人気になった。
ガーナの大統領夫人も彼の作品のファン[画像を見る] 彼の好みの手法は、手と体を使った自由なスタイル。心のままにカラフルなアクリル絵の具を手に取り、キャンバス全体を使った抽象的な作品を作り出す。
エース・リアムくんのアトリエ[画像を見る] ギネス認定は去年12月のことで、現在は2歳目前のエース・リアムくんだが、今も絵を描くことを楽しんでるもよう。
シャンテルさんは、息子がガーナを代表する芸術家、アモアコ・ボアフォ(Amoako Boafo:1984年-)のようになることを望む一方で、先ほどのジャクソン・ポロックやイギリスのダミアン・ハースト(Damien Hirst:1965年-)のような国際的なアートにも触れて欲しいと思っているそう。
【参考】MoMA 近現代美術の専門家が明かすジャクソン・ポロックの作品とその技法
[動画を見る]
How to paint like Jackson Pollock – One: Number 31, 1950 – with Corey D'Augustine | IN THE STUDIO
エース・リアムくんの家族は現在、彼が質の高いアート教育を受けること、そして彼の作品をより広く展示できる機会を模索中だ。[画像を見る] ドイツにはちびっ子ピカソと呼ばれる2歳の男の子も! またエース・リアムくんのように幼少期にデビューした画家といえば、ドイツにも「ちびっ子ピカソ」の愛称で人気のローラン・シュワルツくん(2歳)がいる。[画像を見る] 彼の抽象的な絵画は、なんと1枚7,000ドル(約100万円)ほど。そのテーマは象、恐竜、馬などで、イギリスやバハマのアート愛好家がこぞって購入しているそう。
リアムくんもローランくんも、アーティストとしての一歩はまだ始まったばかり。今後いろいろなアートに触れ、手法や画風に変化がみられる可能性もありそうだが、どんな作品を生み出してくれるのか楽しみだな。
References:designtaxi / bbc / peopleなど /written by D/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
これが天賦の才ってやつか…世界最年少のギネス公認アーティストはなんと1歳。おむつを卒業してまもないガーナの男の子が、アート界の神童としてその名をとどろかせている。
同じくアーティストの母親によると、息子のエース・リアムくんは、生後わずか6カ月でアートに興味を示し、まだハイハイをしてる頃から大好きな絵具やキャンバスに慣れ親しんできた。
手や体を使った抽象的でカラフルな彼の作品はすでに大好評で、初出展した絵画もほぼ売り切れたという。
ギネス公認。世界最年少アーティストのエース・リアムくん わずか1歳にして本格的なアーティストという驚きの経歴をもつのは、ガーナ在住のエース・リアム・ナナ・サム・アンクラくん。
彼は1歳152日で、世界最年少の男性アーティストとしてギネスに認定された。
1歳5カ月で作品に取り組むエース・リアムくん[画像を見る] 彼の母親でシングルマザーのシャンテル・クーカ・エガンさんによると、エース・リアムくんは、6ヶ月のときからアートに興味津々だった。
母親のシャンテルさんと[画像を見る] そこでプロのアーティストの仕事と育児の両方をこなさなければならないシャンテルさんは、依頼された作品に集中したいとき、まだハイハイしていたエース・リアムくんに、おもちゃ代わりに好きな絵具やキャンバスを与えていた。
そこから彼の才能が開花。記念すべき最初の作品は「The Crawl(クロール)」と名づけられた。
タイトルはシャンテルさんがつけたものだが、彼女は彼の生まれながらの色彩感覚や、表現力の豊かさに感銘を受けたという。初の展示会も成功。インスピレーションを作品に エース・リアムくんの作品が初めて公になったのは、ガーナの科学技術博物館で開催された展示会だった。
作品は大好評で、出展した10点のうち9点が売れただけでなく、ガーナ大統領夫人が自ら作品を依頼するほど人気になった。
ガーナの大統領夫人も彼の作品のファン[画像を見る] 彼の好みの手法は、手と体を使った自由なスタイル。心のままにカラフルなアクリル絵の具を手に取り、キャンバス全体を使った抽象的な作品を作り出す。
エース・リアムくんのアトリエ[画像を見る] ギネス認定は去年12月のことで、現在は2歳目前のエース・リアムくんだが、今も絵を描くことを楽しんでるもよう。
息子は絵が完成すると、「ママ、できた 」って教えてくれるんですよ。彼はすでに色彩の組み合わせを知ってます。どの色同士が互いに引き立て合うかをわかってるんです質の高いアート教育と幅広い展示の機会を模索 エース・リアムくんの作品には独特なスタイルがあるが、その手法は、抽象表現主義の代表とされる、アメリカの画家のジャクソン・ポロック(Jackson Pollock:1912年-1956年)のスタイルを彷彿とさせる。
(シャンテル・クーカ・エガンさん)
シャンテルさんは、息子がガーナを代表する芸術家、アモアコ・ボアフォ(Amoako Boafo:1984年-)のようになることを望む一方で、先ほどのジャクソン・ポロックやイギリスのダミアン・ハースト(Damien Hirst:1965年-)のような国際的なアートにも触れて欲しいと思っているそう。
【参考】MoMA 近現代美術の専門家が明かすジャクソン・ポロックの作品とその技法
[動画を見る]
How to paint like Jackson Pollock – One: Number 31, 1950 – with Corey D'Augustine | IN THE STUDIO
エース・リアムくんの家族は現在、彼が質の高いアート教育を受けること、そして彼の作品をより広く展示できる機会を模索中だ。[画像を見る] ドイツにはちびっ子ピカソと呼ばれる2歳の男の子も! またエース・リアムくんのように幼少期にデビューした画家といえば、ドイツにも「ちびっ子ピカソ」の愛称で人気のローラン・シュワルツくん(2歳)がいる。[画像を見る] 彼の抽象的な絵画は、なんと1枚7,000ドル(約100万円)ほど。そのテーマは象、恐竜、馬などで、イギリスやバハマのアート愛好家がこぞって購入しているそう。
リアムくんもローランくんも、アーティストとしての一歩はまだ始まったばかり。今後いろいろなアートに触れ、手法や画風に変化がみられる可能性もありそうだが、どんな作品を生み出してくれるのか楽しみだな。
References:designtaxi / bbc / peopleなど /written by D/ edited by parumo
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