誰にも捕まらなかった迷子の保護犬、最終兵器「親友の犬」を投入したら駆け寄ってきた
Instagram:KC Pet Project

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 アメリカの動物保護施設で暮らす犬のドレイクとジョージアは、プレイグループで一緒になって以来、片時も離れたがらないほどの大親友だ。

 ある日、ドレイクがスタッフと散歩中、リードが切れて牧草地へ逃げ出してしまった。

 姿は見えているのに、近づくたびに逃げてしまい、あらゆる方法を試してもどうにも捕まらない。

 そこでスタッフはひらめいた。大親友ジョージアの力を借りようと!

 この作戦は功を奏し、ジョージアの姿に気づいた瞬間、ドレイクはまっすぐ駆け寄ってきたのだ。

保護施設で出会い、大親友になった2匹の犬

 ミズーリ州カンザスシティにある動物保護施設「KCペット・プロジェクト[https://www.instagram.com/kcpetproject/]」では、保護犬たちを小さなグループに分けて一緒に遊ばせ、人や犬との社会性を育てている。

 全身が茶色のドレイクもそのプログラムに参加した1匹だ。

 スタッフが慎重に相性を見極めながら編成したグループの中に、白と茶色のボクサーミックス犬、ジョージアがいた。

 ドレイクはジョージアに会った瞬間から強く引きつけられ、遊びの時間が終わってもなかなか離れようとしなかった。

 ジョージアが別の囲いにいると、ドレイクはスタッフが再会させてくれるまでゲートの前で鳴き続けた。

 他の犬たちと一緒のグループにいるときでも、2匹はほとんど互いとだけ遊んでいた。

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 施設スタッフのケイティ・ロサマー氏によると、ドレイクはほとんどの犬とすぐに仲良くなれる犬だったが、ジョージアとの間には明らかに特別なつながりがあったという。

 ドレイクには以前、兄弟犬が同じ施設にいたが、すでに別の家族に引き取られていた。

 身近な存在を失ったドレイクにとって、ジョージアはかけがえのない心の支えになっていた。スタッフは2匹の不安を少しでも和らげようと、できる限り一緒に過ごさせるようにしていた。

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散歩中にリードが切れ、ドレイクが逃げ出してしまう

 ある日、ドレイクはスタッフのネイトさんと施設の外へ出かけた。保護犬をスタッフやボランティアが一時的に連れ出し、外の環境に慣れさせるドッグ・デイ・アウトと呼ばれるプログラムの一環だった。

 ところが、ネイトさんの自宅敷地内を探索していたドレイクのリードが突然切れてしまう。

 驚いたドレイクはネイトさんの家とは逆方向へ駆け出し、広大な牧草地の中へと走り去ってしまった。

何をしても捕まらず、親友のジョージアを投入

 ネイトさんはすぐに追いかけたが、ドレイクは怖がって誰も近づけようとはせず逃げ続けた。

 姿は見えているのに、どうしても捕まらない。

 ネイトさんは施設の同僚たちに電話で助けを求め、預かりボランティアの担当責任者、のコリーさんとともにあらゆる方法を試したが、それでもドレイクは捕まらなかった。

 そこでスタッフはひらめいた。大親友のジョージアの手を借りようと。

 スタッフはジョージアをドッグ・デイ・アウトの記録簿に登録して車に乗せ、45分かけてネイトさんの自宅へ向かった。

 到着後すぐに捜索を開始し、草むらの中を30分以上探し回ったところ、ようやくドレイクの姿を見つけた。

 しかしドレイクはまだ怖がっており、その場にいた全員を避け続けていた。

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親友の姿を確認するとまっすぐに駆け寄ってきた!

 だがその時、ドレイクはジョージアの姿に気づいたようだ。

 ジョージアの姿を見ると、走るのをぴたりと止め、向きを変えてまっすぐ駆け寄り、体を揺らしながらその顔を舐めようとした。

 ドレイクがジョージアに夢中になっているすきに、スタッフはついにドレイクを確保することに成功した。

 その夜、2匹は同じケンネル(犬用の個室)に入れられた。

 ジョージアはすぐに眠りにつこうとしたが、ドレイクは不安が抜けずケンネルの中をうろうろと歩き回った。

 眠くてたまらないはずのジョージアだが、一晩中ドレイクの様子を気にかけ、ベッドから降りてしばらく隣に寄り添い、またベッドに戻ることを繰り返した。

 ジョージアのドレイクへの深い愛情を目の当たりにしたスタッフは、引き取り先が見つかるまでのあいだ、施設の広めの部屋で2匹を一緒に過ごさせることにした。

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2匹に訪れたハッピーエンド

 数日後、ドレイクの兄弟犬を引き取ったカップルがニュースでドレイクの話を知り、施設を訪れてドレイクを引き取った。

 残念ながらジョージアを一緒に連れて行くことはできなかったが、ジョージアも翌日には新たな家族が迎えに来て、ずっとのお家に旅立っていった。

 かつてドレイクの心の支えだったジョージアは今、新しい家族に囲まれて穏やかな毎日を送っている。

 そしてドレイクは、かつて一緒だった兄弟犬と再会し、仲良く一緒に過ごしているという。

 ドレイクとジョージアが新しい家族と過ごす様子は、以下で見ることができる。

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 スタッフは、2匹が一緒に引き取られることを望んでいたが、それぞれが新しい家庭で幸せに暮らしている様子を知りほっとしたという。

 全方向ハッピーエンドの結末が迎えられてよかったー。ジョージアの新しい家に他の犬がいるのかどうかはわからないが、やさしいジョージアなら、どんな犬ともうまくやれるはずだ。

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