[韓国エンタメニュース]
俳優アン・ヒョソプが世界中で人気を集めている。
アン・ヒョソプはSBS月火ドラマ『ホンチョンギ』で天文や地理、風水を担当する西文館の主簿“ハラム”役を熱演している。
◆切ない運命、ハマるしかない
幼いハラムは何も知らないまま祈雨祭の供え物とされた。同じ時間、絵に封印されていた魔王が目覚め、三神が残した痕跡に導かれ死の危機に直面したハラムの体に宿った。ハラムは魔王のお陰で命拾いしたが、光を失うことになった。不幸が重なり祈雨祭の後、父親と母親まで亡くなってしまった。
ハラムは家門と人生が壊れた原因が王室にあると考えた。これに“すべての代価を払ってもらう”と王室への復讐の日だけを待った。その後ハラムは外では西文館主簿の人生を、中では情報組織月聖堂(ウォルソンダン)を構えた後、首長に就き、日月星という180度違う人生を平行し始めた。
“王室への復讐”という彼の人生の目標が揺れることはかった。初恋の人ホン・チョンギ(キム・ユジョン)と19年ぶりに再会したが喜びをかみしめる暇もなかった。
哀れな人生であるにもかかわらず、ハラムは耐えた。目標修正もない。堅固に進むハラムを応援していると、いつの間にか夢中になり“ハラム病”に陥っている自分を発見する。
◆愛の前では直進
昼も夜もハラムは冷たい。外で、そして昼のハラムは穏やかだが本音は見せない人物だ。ハラムのもう一つの自我でる日月星は、本来の姿を隠すために仮面を被って顔を隠し、声も変える緻密な姿を見せる。
そんなハラムが愛の前では直進する姿を見せる。愛を守るために別れを選び、魔王に蚕食される危機も関係ないという大らかさを見せた。また毎瞬間、危険に瀕しているチョンギを救うためにならためらわない。
◆“出来ないこと”を一番出来ないキャラクター
ハラムは魔王のせいで視力を失ったが、星を見る能力だけは最高だ。自身が感じる星の気運に官員たちが伝える星の動きの情報を加え、国の大小事も予測する。
時々趣味としてするコムンゴ(韓国の琴)の演奏も格別だ。言えない話が胸の奥深くにためか、彼の手先から伝わる恨みは視聴者にまで悲しみを伝える。
優れた武術の実力もキャラクターに魅力を加えた。目が見えないハラムだが、長い間復讐を夢見てきただけに自分を鍛えたのだ。自分に与えられた不幸に屈せず克服しようとする努力もまた“ハラムらしい”姿だ。
◆国境を越えた“ハラム病”→2022年も“ヒョソプ病”は続く
『ホンチョンギ』は、韓国だけでなくアジア圏、米州、欧州、中東などに配信され、グローバルファンまで魅了している。放送スタートして間もないのに累積視聴者数が最上位圏にランクインし、世界的な人気を立証した。
グローバル視聴者は「派手な台詞がなくても感情を伝え、各キャラクターを消化するアン・ヒョソプの演技が良い」という熱い反応を送っている。特にハラムの叙事とEXOベクヒョンが歌うOSTが良く合うという評が相次いでいる。
一方『ホンチョンギ』は、最終回まで残り2話となった。
写真提供:Starhaus ENTERTAINMENT
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