勢力拡大中「鰻の成瀬」が五条烏丸にもオープン!お値打ちなうな重でランチなり。
勢力拡大中「鰻の成瀬」が五条烏丸に
鰻の成瀬 京都烏丸東店 外観
どこぞで1人ランチをしようと思うのですが、一軒、以前から気になっているお店に行ってみることにしたのだ。お店の名前は「鰻の成瀬」。こちらのお店、海外の養鰻場で育てた二ホンウナギを、ISO9001(品質マネジメントシステム認証)、ISO22000やHACCP(食品安全管理認証)を取得した安心安全な現地の加工場で加工し、日本に持ち込んでいるシステム。で、冷凍で持ち込まれた鰻は各店舗で専用のスチームコンベクションオーブンで仕上げる仕組み。しっかりボリュームな鰻を非常に安価且つ美味しく提供している!お店だとの情報。
鰻重の梅が¥1600、竹が¥2200、松が¥2600と鰻量の違いだけという割り切った営業形態で、普段使い出来るお手頃価格で旨い鰻を提供しているのはイイじゃん!というスタンス。
過去、同じようなシステムで運営されているお店には行ったことがあり、正直ベースで申し上げるなら、1回いっときゃ納得!だったのですが、「専用のオーブンで仕上げる」ので他のお手軽鰻店よりも美味しい!という書き込みをどこぞで読んだのが、訪問理由。
前置きが超!長くなりました~。丁度ランチ時でやってきたのが五条烏丸界隈の松原通東洞院東入。もとはホテルだった物件の一階に今回目指す「鰻の成瀬 京都烏丸東店」があるわけで。


鰻の成瀬 京都烏丸東店 店内
ダイニングがL字型になっていて奥側が見えないのですが、結構席数はありそうな感じ。お手軽系のホテルロビーのような調度品のまんまで営業中。お若いお兄さんが出てきて、こちらにどうぞ~と着席。
鰻の成瀬 京都烏丸東店 メニュー
メニューは事前調査通り、超シンプル!なわけで。この場所で鰻を捌いたりはしていないので、肝焼きや白焼きは提供できないのでしょうな。。店員さんに「うな重(松)」¥2600+「瓶ビール」¥700を注文し、暫しお料理の登場を待つわけで。




鰻の成瀬 うな重松
開けましたの図。おすましは肝吸いではないのですが、三つ葉と巻き麩入りのさっぱりしたもの。お漬物2種、それに薬味少々(刻みねぎと山葵)と言う布陣。丸い器に入っているのは濃い味付けが好きな人用の追いダレ。私は無くても大丈夫!でした。
鰻の成瀬 うな重松
寄りましたの図。鰻重は鰻が丸々一匹、それも肉厚で大きなものを使っているので迫力大満点。2つに切ってあるのですが半分ほど重なっているという巨大さ。いやー良いですな。身にはほぼ焦げ目が無い焼き方。関東風の背開き蒸し鰻なのですが、タレ量も適切で身はふっくら、皮はしっとりと仕上がっていて小骨も気にならず、なかなか美味しい。この手の冷凍鰻を美味しく食べるための食感上のポイントは、皮を炙ってカリッと仕上げることは難しいと思うので、皮のしっとりさだと想像するのですが、箸で切れるほど柔らかく、スーパーの冷凍鰻でタマに当たる、ゴムのような歯ごたえのある皮ではないので滅茶印象が良かったです。


で、冷凍鰻が上手に調理出来ているのに感心しまして、このネタを書くために「この専用のオーブンというのはどこのメーカー?」とネットをうろうろして確認していたら、成瀬の某FC店のアルバイト募集動画に映り込んでいたのを発見。
全店同じかは不明ですが、業務用スチームコンベクションオーブンをお使いの模様。ま、普通はフレンチ料理店などで見かける高級機器なのですが、加熱水蒸気→オーブン加熱など調理プログラムを事前に組み立ててインプットしておけ、槽内洗浄も自動で行える優れものなのだ。
現在提供されているのは中国原産鰻のアンギラ種ではなく、ニホンウナギなのですが、まだまだお安く提供できる可能性がある手段があって、アメリカ種なら鰻重松を¥1000台で出せるぞ!と色々考えているようなことをネット上の社長様インタビューで読みました(余談)ので、また鰻界に新たなイノベーションを起こされるかも!と期待しつつ、機会があったら覗きに来ます。ご馳走様でした。
店舗情報
鰻の成瀬 京都烏丸東店住所:京都市下京区本燈籠町13−1
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00
TEL:075-744-0569