おおきに~豆はなどす☆今回は左京区高野に2024年にオープンした中国湖南省郷土料理店。すでに人気店で平日でも満席必至。
2024年にオープンした中国湖南省家庭料理の人気店
左京区高野、北大路通と東大路通の交差点西南角にある中国湖南省郷土料理店『鎏湘(リュウシャン)』があります。今年オープンした、まだ新しいお店。こちらのお店を知るきっかけになったのが、関西ローカル番組『そこまで言って委員会』で、中国駐在経験もある中国通ジャーナリスト・近藤大介さんが日本で美味しいガチ中華のお店を紹介されいて、主に東京のお店を中心に紹介されている中、唯一京都の美味しいお店としてこちらを紹介。


この日は平日にもかかわらず店内満席で、かろうじて1つテーブル席が空いていて滑り込みセーフ。この後も客足が絶えることはなく、いつも行列必至の人気店のようです。
そして、この時私以外の客はすべて中国人(笑)お店の方ももちろん湖南省の方ですが、日本語は通じました。

他、ドリンク類の冷蔵ケースがあり客がセルフで取り出すシステム。あと、ご飯ジャーがあり、おかわりの場合はセルフサービスで。

京都ではまだお店自体が数少なく知名度が低いため、湖南料理の説明が書かれています。その特徴として、四川料理のように唐辛子を多用しつつも、四川料理『麻辣(マーラー)』(痺れる辛さ)と異なり、発酵食品などの酸味を持つ『酸辣(サンラー)』(酸っぱ辛い)。そして、湖南省出身の毛沢東がこよなく愛したという料理として知られているとか。

それ以外に単品メニューも多彩。右側は前菜。





メインは青椒肉絲、ザーサイロース、麻婆豆腐、マーボー茄子の4種類から1品チョイス。ザーサイロースと迷いつつ、秋らしくマーボー茄子で。


具材としては、茄子、ピーマン、豚肉、唐辛子、ネギといったところ。
どれだけ辛いのかと恐る恐る食べてみると、見た目ほどではなく、さらに四川料理のような舌にヒリヒリとダイレクトに来るスパイス系辛味とは少し違い、やんわり後々辛味を感じつつも、唐辛子の持つ甘みや旨味、豆豉のコクなども複雑に絡み合い、茄子のトロッとした食感も◎で、なんとも後を引く美味しさ。とはいえ、麦茶も飲むわけですが(笑)






ここから南に下がった元田中は特にガチ中華店ひしめくエリアで、一時かなりの数のお店が乱立し物珍しさで日本人客も物色していましたが、今では淘汰されつつあるんですかね。
今度は単品メニューで、より酸味の効いたメニューを試してみたい、日本人にも美味しいガチ中華でした。お試しあれ!ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:中国湖南省郷土料理 鎏湘(リュウシャン)場所:京都市左京区高野東開町10−6
電話:075‐606‐5516
営業時間:11:30~14:00 17:30~21:30
定休日:月曜日