西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で世界遺産にも登録されている寺院です。この西本願寺で開催されているのが、クリエイティブなライトアップで人気のネイキッド(NAKED, INC.)による「光の西本願寺」です。
西本願寺について
via 藤花西本願寺が創建されたのは、天正19年(1591)です。浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の娘・覚信尼が東山(知恩院の辺り)に廟を建て御影堂としたのが始まりとされています。
広い境内に入ると圧倒的な存在感を誇る御影堂や阿弥陀堂。
一日中見ていていても飽きないことから「日暮門(ひぐらしもん)」という別名がある唐門。
新選組ゆかりの太鼓楼。
書院に飛雲閣(通常非公開)などなど見どころ満載です。
光の西本願寺

私にとって初めてのネイキッドイベントだったので、開始時間よりもずいぶん早い到着となりました。
でも西本願寺の門が開かれる瞬間を見ることが出来たので、それはそれで満足。
ディスタンス提灯にテンションアップ!

その奥には御影堂が!
美しいデジタルアートが素敵です。

色はブルーにクリーム色、オレンジに朱色がありました。
私は星形模様が楽しめるブルー。
朱色とオレンジはもみじ、クリーム色はイチョウ模様です。

静かな音楽に合わせてライトが変化し、大屋根には流れ星のような光。
境内が広いので、人が多くても気にならずに見ることができます。
輝く光手水

普段の手水鉢が想像できないほど様変わりしていて、柄杓で水をすくうとそれに反応して光が変わります。

どこまでが本物の手水鉢なのかわからなくなってきます。
光の参道

真正面から見る御影堂は、一段と美しく、迫力も増していました。

提灯の数が多いほど、大屋根の流れ星が多彩に変化します。
名前が輝く名入れ提灯

自分の名前を手前の機械で入力すると、提灯に表示されるデジタルアートです。
皆さん順番に入力中!
きれいな音楽と共に提灯がカラフルに光り、名前が映し出されていきました。

いつまで見てても飽きないのですが、人がこれ以上増えないうちに私の一番の楽しみである飛雲閣へ向かうことにしましょう。
この世のものとは思われない神秘的な景色

ですが通常は非公開。
私自身は数10年前の学生時代に1度拝観したきりでした。
あの頃は、まだまだその美しさや奥深さが理解できなかった。
あれからさまざまな経験を積み、少しは目も肥えた今、満を持しての再会となりました。

幻想的という言葉だけでは伝えきれません。

鮮やかな色彩に目を奪われる唐門

唐門は表側からは見たことがあったのですが、内側から見るのは初めて。
ライトアップされた唐門は、その色彩がよりはっきりと鮮やかに輝いているようでした。
まさに「日暮門」。

でもあまり近づくと、撮影されている方の邪魔になりそう。
なので素早く観察、素早く撮影して退去しました。
見逃し注意!書院拝観

それが、通常非公開の書院拝観や飛雲閣でのお茶体験、能舞台での雅楽堪能にプレミアムダイニング!
私は、公式サイトの初めだけを見て慌ててチケットを購入したため、書院が拝観できませんでした。
さすがに買い直すというのもできなくて…。
これからチケットを購入される方は、しっかりと最後までサイトを確認してくださいね。
「光の西本願寺」基本情報
・会場 西本願寺(京都市下京区堀川通り花屋町下ル本願寺門前町)・開催期間 2024年10月1日(火)~10月16日(水)
・開催時間 18:30~20:30(最終受付20:00)
通常料金
・月~木 中学生以上1,800円/小学生1,200円
・金土日祝 中学生以上2,200円/小学生1,600円
その他セットチケットは公式サイトをご覧ください
HP:https://event.naked.works/nishihongwanji/autumn/ja/