おおきに~豆はなどす☆今回は左京区聖護院にある明治創業の老舗蕎麦。老舗ならではの設えや名物『養老鍋』など、京都観光の食事処として外せない名店。
著名人も訪れる京都を代表する老舗蕎麦

以前にも京大病院帰りに何度か訪れたり。とりわけ京都へ観光に来る友人を案内したりすると喜ばれる蕎麦店。この日は遅めのランチ時、ちょうど近くを通りかかり、久々に食べてみたい!と思い、やってきました。

京都には『河道屋』を名乗る老舗蕎麦がいくつかあるのですが、元々江戸時代創業の『総本家河道屋』からの暖簾分け店である、と伝わっています。
そんな由緒ある老舗蕎麦ということで著名人の御贔屓も多く、名俳優・勝新太郎さんや高松宮殿下も訪問されたそうです。




要は具沢山のうどんすきの蕎麦版のようなイメージのもので、具の内容としては地鶏や海老、九条ネギなどの野菜、そして京都らしい湯葉、生麩、飛竜頭(ひろうす)など。底冷えのする冬場など、きっと昔から好まれてきたお蕎麦なんだろうな、と想像できます。



蕎麦メニューが中心で、温or冷系蕎麦メニューが一通りあり、種類としては少なめに絞られている様子。で、今回は天ざる1600円を注文。釜揚げタイプもあるみたいですね。

ざるそばと天ぷらが一体の容器に盛り込まれた、古いお蕎麦屋さん的風情の天ざる。他、蕎麦つゆと薬味類、蕎麦湯もセットになっています。




もっちりとした食感。蕎麦の風味も感じられます。麺の均一さからして機械製麺であると思われますが、他店とは違う独自製法であることは確か。
お隣で関東圏から来店されたお客が、東京の蕎麦との違いを語られているのを横で聞いていましたが、恐らくこちらの蕎麦は名物『養老鍋』仕様に製麺された、煮込んですぐ切れたり伸びたりしない独自のお蕎麦と想像します。なので比較としてはレアケースというか。
そして、蕎麦つゆは甘み少なめのキリリとした味わい。



ちょっと休憩がてらほっこりと食事できる、老舗ならではの設えとお蕎麦。京都観光で訪れる食事処として外せない老舗蕎麦とも言えます。ご参考に。ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
店名:河道屋養老場所:京都市左京区聖護院西町1−1
電話:075‐771‐7531
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日