今回の施設では少ない空気でごみを完全燃焼させる、川崎重工独自の焼却炉が用いられる。また複数の高度な排ガス処理装置を設置して有害物質の排出を抑制し、排ガス量の低減も実現する。
焼却炉には高温高圧ボイラと復水式蒸気タービンを組み合わせて発電を行い、施設の電力を賄うとともに余剰電力を売電する。さらに廃熱を温水の供給にも利用する。
川崎重工はこの事業において、安全で安心できる施設として環境との調和や地域との融合を目指す方針だ。同社は今後も廃棄物処理で、多様化する環境問題やニーズに応えて積極的な活動を続けていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)