「太陽光発電量予測技術コンテスト『PV in HOKKAIDO』」は、北海道内の太陽光発電設備の発電量予測および精度を競うもので、斬新なアイディアや手法の発掘が目的のコンテストである。
審査委員長は、北海道大学大学院情報科学研究院システム情報科学部門北裕幸教授。審査委員は、北海道科学大学工学部電気電子工学科矢神雅規教授、北海道大学大学院情報科学研究院システム情報科学部門原亮一准教授など、そうそうたるメンバーだ。
精度賞1位はTangent Works、手法賞(実用性)はチーム『PV-4cast』(国立研究開発法人産業技術総合研究所太陽光発電研究センターシステムチーム、東京大学生産技術研究所荻本研究室)、手法賞(発展性)は北見工業大学前田康成氏であった。
そのほか、精度賞の2位と3位、特別賞2件が入選となった。
期間内の発電量予測を審査し、実用性と発展性、精度に優れていたものを対象に、ビデオプレゼンテーションでの最終審査会を経て、入賞者を決定した。
また、北海道の再生可能エネルギー量は、5年前と比較すると約1.7倍にも及ぶ。
多彩で革新的な予測手法が数多くエントリーされた同コンテストは、質の高いコンテストとなったと講評し、今回開発された新手法で特に優秀なものは、実業務への活用も視野に入れるとしている。
(画像はTEPCO CUUSOOホームページより)