佐賀藩と宇和島藩の深い縁を紹介
愛媛県宇和島市の伊達博物館で、9月6日(金)から10月14日(月)までの会期で、佐賀藩鍋島家と宇和島藩伊達家の深いつながりを紹介する特別展「結の華―佐賀鍋島家と宇和島伊達家の幕末・明治」が開催されている。両藩は江戸時代に3組の婚姻を行い深い縁を結んだ。

江戸時代、伊達家は5代当主、7代当主、8代当主が鍋島家と縁談を結び、両藩は幕末の雄藩として活躍し、明治には侯爵にもなった大名家。特別展では、江戸時代の婚礼調度品や明治以降の華やかな品などのほか、両家の資料の数々を展示紹介している。

展示内容
第1展示室では、「大名華族」と題して、侯爵ゆかりの品や鍋島家11代当主、伊達家8代当主に関する品などを展示。

第2展示室では、「婚礼の華」と題して、鍋島家の婚礼調度品や伊達家7代当主の観姫夫人の婚礼調度品などを展示。

第3展示室では、「幕末の華」と題して、鍋島家10代当主、伊達家8代当主ゆかりの品、西洋軍事に関する品、佐賀の美術工芸品を展示。

第4展示室では、企画展「宇和島藩御殿医浅野家資料展―水術関係資料を中心に―」を開催している。


利用案内
開館時間は、午前9時から午後5時(入館受付は午後4時30分まで)、毎週月曜日が休館(月曜が祝日の時は、火曜休館)、入館料は、大人500円 高大生400円 65歳以上400円 中学生以下無料となっている。

元の記事を読む